高槻だより 2025
<2025年6月>
ペンテコステ(聖霊降臨祭)の季節を感謝します!聖霊なる神が私たちの内に住んでおられます。この方に導かれながら、助けていただきながら、信仰の旅路を歩んでいけることを感謝します。今年のペンテコステシリーズ説教では、この出来事がイエスさまの昇天と深く関係していること、それは律法授与記念の日だったこと(聖霊もまた私たちに生き方を教えるお方)、そして七週の祭りの日でもあったこと(これから大きな収穫が来る宣言)、この日弟子たちに与えられた異言(外国語)の賜物は聴く人の心のひだに届く言葉であったこと、そして私たちは聖霊に満たされ続け、歩み続けるということを確認しました。クリスマス、イースター、ペンテコステと続いたお祝いの期間は一度終わりますが、むしろここからが本番です。聖霊に満たされて私たちはそれぞれの場に遣わされ、そこで自分の人生を歩み続けるのです。
暑さが厳しくなってきましたが、夏に向けて心も体も、そして霊も整えられていきましょう。体に水分が必要なように、生ける水である聖霊に満たされ続けていきましょう!
<2025年5月>
この 8 年間、無我夢中で取り組んできた中で、形になったこともあれば思うように進まないことも多くありました。コロナ禍では集まることすら難しく、高齢の兄姉が高槻に来られなくなることも増えています。そんな中で、復活のイエスさまが言われた「舟の右側に網を打ちなさい」ということの意味を考え続けています。漁師ではない私たちが「舟の右側に網を打つ」とはどういうことか。「人間をとる漁師になる」とはどういう意味か。私たちはどのように主に仕えていくのか、導きを求めています。
今は、教会の存続や運営において、これまで通りでは立ち行かない時代です。しかし、新しい方法論以上に大切なのは、イエスさまの福音を私たち自身が受け取り直すことだと、今年のみことばから教えられています(マタイ 9:17 )。「新しい革袋」とは「やり方」のことではなく、自分自身が新しくされること。そうやって「ぶどう酒」なる福音を受け取り直していくことです。その中で、具体的な導きも与えられていくと信じています。不安や悩みもありますが、みことばに導かれている確信と、主が共におられるという信頼のうちに、目の前の務めに忠実に歩んでいきこうではありませんか。
<2025年4月>
主の復活、おめでとうございます!今年はいつものワークホテルの会議室が使えなかったので、同ホテル別館の会議室をお借りしてイースター礼拝をお捧げしました。力一杯「驚くばかりの(Amazing Grace -My Chains Are Gone)」を歌い、「球根の中には」に慰められたことでした。礼拝メッセージとしては、これまでにも扱ったことのあるヨハネの福音書20章以降を、復活節シリーズとしてまとめて開き直していきます。新しい発見もありつつ、何度でも繰り返し確認したい事柄が満載です。神さまからの語りかけに耳を澄ませていきましょう。
牧師としてここに派遣されて丸8年が経ち、9年目に入りました。ここまで礼拝が続けられたこと、本当に感謝しています。教会としての歩みは細々としたものですが、今後も互いに祈り合いながら歩んでいきましょう。
<2025年3月>
「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と言いますが、2025年も丸三ヶ月(一年の四分の一!)になろうとしています。梅や菜の花がきれいな季節です。桜の開花が待ち遠しいですね。いかがお過ごしですか。
礼拝ではマタイの福音書講解を継続しつつ、午後には月一での学び会(『霊的成熟を目指して』の読書会)も続けています。読書会の日に合わせた関連のテーマ説教を何回か飛ばしてしまっていますので(純粋なうっかりです)、またこれも再開させようと思っています。よりよい歩みのために、みなさんの祈りとアイデアが必要です。ぜひ、いろいろと聞かせてください。
<2025年2月>
あっという間に2月も終わろうとしています。まだまだ寒さが続いていますが、少しずつ春の兆しを感じることも増えて来ました。いかがお過ごしでしょうか。
先日、娘の小学校の授業参観で、6年世たちの合唱&合奏を聴く機会がありました。お互いを聴き合い、タイミングを合わせてそれぞれの音を出し合い、一つの曲を作り上げる様に感動すると同時に、教会も同じであることを思いました。私たち教会はキリストのからだと呼ばれます。多様な部分があり、それぞれに役割があります。お互いのために祈り合いながら、それぞれがイエスさまに向けて成長していく時、全体としてイエスさまをあらわすようになっていくのです。関西集会もそのような集まりであるように、引き続き主の導きがあるようにお祈りください。
なお、教会ホームページ内の「聖書の手引き」ページをリニューアルしました。週報に載せて来た礼拝メッセージの要点を順次掲載していきます。聖書を読む手引きとして、どうぞご利用ください。
<2025年1月>
新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。久遠キリスト教会の今年のみことば「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れます。そうすれば両方とも保てます。」(マタイの福音書9章17節)に絶えず教えられながら、自分自身が新しい皮袋として福音を受け取りなおしていくような、そんな一年になりますように。例年はひと月の間、ライブ配信で阿佐ヶ谷の礼拝に参加してきましたが、今年は年間聖句のメッセージは1/5だけとのことで、関西集会も1/12からは通常の礼拝(マタイの福音書の講解)に戻っています。毎回の礼拝が主の臨在豊かであるよう、どうぞお祈りください。
なお、今月から週報を横向きに変え、スペースを確保して「今週のみことば」を掲載しています(「みことばの光」より)。毎日一段落程度ずつですので、ぜひご利用ください。日々聖書のみことばに触れていきましょう。関西集会として今後どのように歩んでいくのか、引き続き主の導きがあるようにお祈りください。